2014年4月25日金曜日

日本語学習 中盤戦の状況 4月24日(木)

今回の研修生は全員が日本語学習を希望。
その動機は、日本企業に勤めたかったり、日本人とコミュニケーションをとれるように、日本語の先生になりたいなどでした。

授業は午前中に1時間 日本語を話されるミャンマーの縫製プロジェクトリーダーが行い、夜に1時間日本人が午前中の授業の復習を行う予定で始まりました。


ミャンマープロジェクトリーダーによる授業の様子
日本人(KABA子さん)による授業の様子

けれど、進めているうちに、新しい言葉を使うのはどうしても日本人であり、
日本人が先に授業を行い、後の復習にはミャンマー人が授業を実施。変更して学習していました。

日常会話ですぐに必要なあいさつのことばをまずは勉強し、生活に関する日本語、物の名前を覚え、次に、彼女たちに必要な縫製用語や縫製時に使う言葉について学習を行ってきました。

そして、どの授業やワークの時間にも通訳をしてくださるプロジェクトリーダーが補助に入ってくださっていました。

ところが、だんだんと日本人が研修時に関わることが多くなれば、なるほど
研修生の中で、「何を言っているのかわからない。」「話したいのに話せない。悲しくなる。」
また補助をしてくださっている先生も、同じことばかり通訳することに
大変疲れが見えてきたように見受けられていました。

そこで、報告会の時に全員で話し合いました。
毎日全員集合して報告会が開かれています
どうしたら日本語が話すことができるようになるのか?

いろんな意見が交わされた中、出てきた結論は
「自分で勉強するしかない。毎日日本語の授業では10個新しい言葉を学び、
それは必ず覚える。日本人も極力違う言葉を使わない。」
一人で学習することも学びのひとつ

としました。

さらに、どうしても仲良しな研修生4名は、どこにいても、何をしていても
おしゃべりが止まりません。
今一度、自習の時間を見直し、自分で静かに一人で勉強する。ということを約束しました。

私たち日本語授業担当スタッフは(ミャンマー人1名と日本人2名)は毎日全員の報告会が終了後さらにミーティングを開いています。その時に、今日の出来事の進行状況、明日の打ち合わせなどプログラムの内容の進行状況を1日ごと確認を行っています。

今日決まったことが少しでも改善に向かいますように。
何度でも考えを改めてよりよりものにしていこうとしています。


<Reported by TOMIKO>

2014年4月24日木曜日

もう一週間!! 4月24日(木)

あっという間にまた一週間が経ち、本日木曜日の午前中は買い物&大掃除の日です。

6時起床でさっと朝食を済ませ、7時前には市場で買うものリストを持参して準備完了。今日も自転車1台を押しながら、歩いて市場に向かいました。

最初はカンボジアの市場の肉売り場に驚いていた研修生たちでしたが、何度か市場にも通い、慣れた手つきで必要なものを買い求め、リストを書いていました。

いつものお米屋さんのお母さんとも笑顔でご挨拶。



DACCへ戻ったら、休む間もなく大掃除開始です。

まずは門の周辺の掃除の後、今日はいつも使っている2階のミシン部屋の大掃除をすることにしました。

ミシン部屋は、毎日掃除をしている場所です。「いつもしているからきれいです」と言いたい気持ちはわかりますが、「掃除」と「大掃除は違います」ので頑張りましょ~!!

天井もよく見ると、もうすでにくもの巣が。。天井や窓枠、エアコンの掃除など、いつもお世話になっているミシン部屋をしっかりと時間をかけて掃除しました。

みんなで力を合わせると掃除もあっという間です。予定より時間が余ったので、1階のホールも念入りに大掃除。ソファーや椅子の下にもまたたく間にまたクモの巣が。。毎朝掃除していても一週間でこんなことになってしまいます。

きれいに掃除をして、最後に椅子とソファーのレイアウトを変えているところがなんとも女の子だなと思いました。

ピカピカになったところで、午後からは縫製ワークです。

夕方いつも自転車の練習してますが、今日も残念ながら歩きでした。もう少しーーあとちょっとーーがんばって!!!よいっしょ×2
(reported by KABAKO)

課題のきんちゃく着々と 4月22日(火)

連日パターンA~Dまで教えて頂いた巾着の課題の製作を行っています。

パターンB
パターンC
ミシンを壊してしまい2台のミシンで縫製を行っているため、パターンを引いて裁断する人1名、アイロン1名、ミシン2名で分担、流れ作業で縫製ワークを続けています。日本に持ち帰って修理対応をして頂いたミシンの修理が終わったとの報告を頂き、一同心をなでおろしました。ありがとうございます。

同じものを同じサイズで、丁寧に効率よく仕上げるためにはどうしたらいいか。。。これを学習することは、この研修が終わって自国に戻って縫製を続ける研修生たちの良い勉強になると講師の先生がおっしゃっていました。

どこの担当も手が抜けません。裁断、アイロンがきちんとできていないと、ミシン担当の人がどんなに丁寧に縫っても、きれいにサイズ通りに仕上がらないこと。

流れ作業での縫製ワークを始め、一通り4パターンの製作が終わり、研修生それぞれが実感してきた様子です。

また、週に2回はデッサンの授業の時間や、編み物の時間を取ったり、縫製実習の時間だけでなく、彼女たちのセンスを磨くための実習ワークの時間も組み込まれています。

ミシンが上手な人、デッサンが得意な人、編み物が得意な人、日本語や勉強が好きな人、個性いろいろです。日頃は、おしゃべりが多く静かに仕事をすることが苦手な様子ですが、デッサンの時間にはいつのまにかシーンと無言の集中した時間が流れていました。(15分くらいですが・・・)


出来上がった巾着に、手編みのモチーフを、色合わせとデザインを研修生たちで考えてつけてもらいました。
黙って横で様子を見ていると。。。「あ~そこにそんなに大きな花をつけちゃいますか??その色ですか??(心の声)」とちょっと日本人の感覚からすると斬新でびっくりする組み合わせになりそうでしたが。。

そこは、縫製プロジェクトのマネージャーTT先生。すかさず、日本人は、シンプルが好きというのをこれまでの経験で心得ていらっしゃり、「それよりこっちのほうがいい?その花は大きすぎ?KABA子さんこっちの方が日本人は好きですか??」とナイスアシストです。

「そうそうそうですねー。そっちのほうがステキですねーー」「こんな組み合わせとかもいいですねー」と合わせてみると、

研修生たちも「へぇー日本人はこんなかんじのが好きなのか」とお互いに目を見合わせていました。

色を合わせ、モチーフの大きさ、モチーフを付ける場所、その微妙な加減でかわいく見えたり、「そ、それは・・・」となったりおもしろいですね。

研修生たちも、自分たちで色々合わせてみながら、合うものがないと思うと、毛糸から選びなおしていました。編み物が得意な子が、本を見ながら新しいモチーフ作り。

その間に他の子たちは紐通しと出来上がったモチーフの取り付け。ここでも自然に流れ作業が出来ていました。

出来上がった作品はこちら。
もしかしたら、日本のどこかでお目にかかる機会があるかもしれません。ぜひその際はお手に取られて彼女たちの手作りの作品をご覧になられてください♪

(reported by KABAKO)




2014年4月20日日曜日

アンコールワット研修…4月19日(土)

研修生たちにとってワクワク♪うれしいアンコールワット見学に連れて行って頂きました。

カンボジアに来て、空港と近くの市場以外、外出をせず縫製や日本語に励んでいる彼女たちへのご褒美に、カンボジアのプリンスご一家がアンコールワットを案内してくださいました。





車は、日頃よりDACCでの活動へ協力してくださっているC館のオーナーさんとお向かいのモニーさんご夫妻が出してくださり、自分たち日本人3名も同行させて頂きました。カンボジア人、ミャンマー人、日本人総勢15名での参拝となりました。

4月のカンカン照りのアンコールワット。自分たちは、歩いていると直射日光で頭がのぼせてしまいそうな感じでしたが、若い彼女たちはうれしくてうれしくて仕方がない様子。

見学時間は1時間と決めて進むも、こっちで記念写真、こっちでも。。。と5棟あるうちの1棟の入り口だけ見て終了。(高台からの絶景ベストスポットもあるんだけどな~)研修生たちは、ここに来れただけで、中に入れなくても十分とあふれんばかりの笑顔♪



アンコールワット見学のあとは、周辺のお寺に参拝させて頂き、これも体験と日本食レストラン(風?!)のところへ行かせて頂きました。

ランチのメニュー表を見て、ティンティン先生が説明。全員バラバラのを頼んで、色々試してみたいとここも好奇心旺盛な彼女たち。
初めてのお刺身にも果敢にトライしていました。割りばしの使い方もみんな意外と上手でした。


外国人用にアレンジしてある?カンボジア人が作る日本料理。サバの照り焼きにはしょうがではなくペッパーが効いていたりと日本人には不思議な味でしたが、研修生たちはとっても美味しかったようできれいに完食!!カンボジアに来て、ブラウスが少々きつくなっている子もいるようです(笑)


お昼過ぎにDACCに戻ってからは、マイエンザを小分けしたり、編み物の課題に取り組んだり、今日はミシンは一日お休みしました。

夜は、高揚した心を鎮めるため、お仏間に集まり各自の1週間を静かに振り返る時間のワークを行いました。

アンコールワットに来れたということがよっぽどうれしかったようで、夜の報告会では「カンボジアで一番有名なアンコールワットに行けて、一生のうちで本当に大きな1日だった。セアロ、亜弥迦さん、皆さん本当にありがとうございます」と口々にお礼を述べていました。

明日からもしっかり食べて、しっかり学んで心も体も健康で、最後まで元気にやりきって、研修最終日を迎えられたらと思います。

頑張ったら頑張った分だけ自分自身に返ってくること・・・それぞれの心で感じれるような研修になることを願い、明日から3週目に取り組んで行きます。

3週目の全体目標
「新しいことにチャレンジをする」

(reported by KABAKO)

2014年4月18日金曜日

ミシン破損する・・・お持ち帰りの一時帰国

ミシンは、日本に持ち帰ることになり、荷造りをしました。今日から2週間帰国している間に治るといいのですが…。
寄付をしてくださった方、これを持参して下さったみなさん、このプログラムを支援して下さっている皆様に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。何とか直して、東南アジアで活かしたいと思います。もうしばらくお待ち下さい。。

昨日の報告会では、4人とも、純粋な気持ちで事態を重く受け止め、深い反省の念を涙ながらに報告をしていました。あの人が悪い、この人のせい、ということではなく、全体の責任として考えられること、そして、こうして気持ちをはっきり伝え、「ごめんなさい」という言葉を明確に伝えることの大切さを味わってもらいました。それは、学生だけではなく、スタッフ全員に関わることです。

金額が高いものだから、目に見えて壊れてしまったから、ということだから分かりやすく勉強をさせてもらえたけれども、目に見えないところ、誰がやったのか分からないような状況で、後になって何かが壊れている、汚れている、無くなっている、という事が分かる、ということは団体生活の中では沢山起きます。
また、学生がしてしまった、あの人の当番だった、自分はあれほど言っていたのに、ということを周りのスタッフが意識に持ったり言動に表すことは、目に見えない心や人とのつながり、関わりの何かを壊してしまっているかもしれません。

物は多少高いものであっても、安いものでも、壊れたら修理する、また新しく買えばすむことです。でも、人との関わりや信頼関係、心のつながりはどうでしょうか。研修が始まって2週間、課題も一段落し、怖い先生も一時帰国する、という状況で、意識が崩れてしまいやすい時に起きたこと、ここで学びができたことは良かったと思います。

一同、気を引き締め、落ち込んで諦めてしまうのではなく、挽回するために精一杯今まで以上にがんばります、という言葉を学生から聞くことができました。

私は昨日から、早速ミシン修理屋をさがし、メールを4カ所ぐらいにしていますが、修理をした後、200Vに変更することが可能というミシン屋さんが一つだけあり、お返事頂いています。まだ、電気関係の担当に確認中とのことで最終のお返事まちです。なんとか修理できるところがあればいいのですが…、と思っていたところに、1軒だけ、やってみます、と言ってくださる所がありました。

修理はできても、200vへは変更できない、おそらくモーターから何から全部壊れているから直せない、といったお返事ばかりだったのですが、見てやってみます、と言ってくださるのはありがたいことです。どこかな?と見てみると、なんと、GHS福山の拠点から本当に近いところにあるお店でした。何かのご縁かもしれません。

とにかく、これからミシンをなんとか持ち帰ってみます。



2014年4月17日木曜日

あ”~~~~!!! 4月17日(木)

とうとうやってしまいました。。。あれだけ注意したのですが、監督不行き届きでしょうか。。ミシンの電源を変圧器を通さない方に差し込んでしまい、2台も!ダメになってしまいました。

べそをかいてますけれど、仕方ないです。何事も経験…、にしては高い授業料で、何とかしてこの新品のミシンを復活させなければいけません。

このミシンは日本からの製品ですから、変圧器を通さないといけません。一方、こちらで購入したアイロンなどは、日本のメーカー品でも200Vの現地仕様の電源を使わないといけないです。

何の注意をするんでもない、とにかく、電源だけは間違ってくれるな、ミシンがだめになるし、これは、●●万円もするものを、支援者の方が買ってくださったものです!!と、つい1週間前にも話をし、電源に印をいれていたのですが、課題が終わって気が抜けたのか、間違った方へ差し込んでしまって一瞬で終わり、です。


ヒューズを変えたら終わり、というような簡単な機械ではなく、町のあちこちを探してヒューズを買ってくるも、ダメです。駐在スタッフの知人で、元精密機器を取り扱っていた人を呼び出して、あちこち分解してみるも、我々ではお手上げ、という事が分かりました。

あ”~~~あ。仕方ない、明日の帰国に持って帰るしかありません。何とか超過料金払ってでも持って帰るしかないです。プノンペンあたりには、ミシン屋も多く修理はお得意な人達は沢山いますが、残念ながら、新品のミシンを任せられる信頼関係のある人はいません。部品一つも不要なものを取り換えられてしまわないように、見張るだけの知識もこちらにはなく、持ち帰りしかないです。。。

あともう少し! 4月17日(木)

色鮮やかなミャンマーのロンジー(巻きスカート風民族衣装)の生地を使った巾着袋(D)がほぼ完成です。

あとは、ひもを通して出来上がり。1週間のうちに、4つの巾着袋をパターンからの作成で頑張れました。

基本が出来れば、次は、これらのパターンを利用して、生地や色を工夫する、飾りを考えるなど、自由に楽しくできると思います。

ここから、縫製の講師は日本に一時帰国させて頂きます。2週間後、研修最後の1週間にまた戻り、研修のしめくくりをする予定です。

2週間の間に、これらのA~Dの巾着袋をご協力頂けるかもしれない、という企業様に見て頂き、願わくばいずれかを選んで頂き少しでもご協力頂けたらと思っています。お返事を頂け次第、こちらで作成に取り掛かるつもりで準備しました。

もしもご協力が叶わなかった場合でも、今回の課題分は忘れないように練習してもらうため、また、4人で協力しながら、流れ作業を考え行動するためにも、同じ袋を同じように沢山作る、という実習を課題にしていますので、この2週間で取り組んでもらう予定です。

2014年4月16日水曜日

教える側も難しい…4月16日(水)

パターン(B)のきんちゃく
昨日は、きんちゃく(B)のパターンを何とか引き、パターン3つ目とあって、それは手早くできるようになりました。午前中のうちにできたので、午後からサンプル縫いも取り組めました。早い、早い!

しかし、ここからの縫いが少々気を使います。縫う箇所が増えるのと、なかなか効率的な縫い順が見つけられず、効率よくしようと無理したり、工程を雑にしてしまうと、ほつれたり仕上がりに響いてしまう生地を使います。

オーガンジーは透けて縫い代も見え、縫い代もきちんと止めないとほつれます。クメール柄の生地も合繊の機械織り刺繍のある生地ですが、刺繍糸がほつれ、触っているうちにぼろぼろになります。

さっさと順序よく、決まった作り方でできるように…!と、教える側が意識しすぎたのか?自分が最初に縫って作った作品にもかかわらず、いざ縫い方を教えようとしたら??!縫い方を忘れている~~。

自分でイメージをだし、パターンを作ってサンプル縫いする際は、ぱ~っと閃いてさっと縫うのですが、教えることを意識し、一つ一つパターンから説明しながら日数を隔てると、もはや記憶には残っていない。情けない先生で申し訳ない。シーチングで縫いながら進めていると、大間違いをしていることに気づき、ほどいてやり直しをさせてしまいました。

こういうこともある、こういう場合はどう対処する、という反面教師になっていたらいいのですが。苦心したあげく、なんとか仕上げることができ、今日の朝には完成!していました。

それでもまずまずの出来で、立派なもんです。サイズをそろえるのはまだ難しい子もいますが、5mm内の誤差なので、許容範囲ということにして、ひとまず終了。


パターン(D)
では、早速次に参りましょう!スピードアップもしてきたところで、簡単で見栄えの良いきんちゃくを考え、パターン(D)を作成。これは2枚のパターンだけでできます。午前中にパターンを終え、午後にはシーチング縫い、早い子は本番の生地でも裁断、サンプルに取り掛かっていました。

明日は大掃除と自習の日ですから、あすの朝までに仕上げよう!と頑張っています。

2014年4月15日火曜日

一日の日課 4月15日(火)

縫製マネジメント研修が始まり10日が経ちました。研修生のみなさんも、センターでの生活のリズムにも少しずつ慣れてきた様子です。

研修が始まってからこれまでは、下記のような目標・日課で進めてまいりました。

第1週目 目標:大きな声で挨拶をする。
「ありがとうございます」「ごめんなさい」を伝える。

【日課】
6:00 起床、みじたく
6:15 お祈り
6:30 朝食準備、朝食、片づけ
7:00 A館の掃除
8:00 朝礼
8:15 朝の日本語授業(60分)
9:30 縫製実習訓練、指導(90分)
11:00 昼食準備、昼食、片づけ
13:00 縫製ワーク、実習(240分)
17:00 夕食準備、夕食、片づけ
18:45 自習(報告会準備、日報記入)
19:30 夜の日本語授業(60分)
20:40 報告会、発表
21:00 終了、各自シャワー
22:00 就寝

また、週に一度木曜日は、大掃除&買い物の日にしています。

近くの市場にて
木曜の午前中は、近くの市場に食材や消耗品の買い物に交替で出かけています。(勉強のため予算を決めて、ミャンマー語で出納をつける練習中)

DACC(A館)は奉仕の家としてこれまでも滞在者の方たちが利用してくださっている施設で、次に使う人のことを想って、大切に清潔に使うことを約束ごとにしました。

台ふきん・手拭き・ぞうきんを分けて使う、台所の排水溝に油は流さない、整理整頓、ゴミの分別(実際にはカンボジアは分別なく業者が持って行きますが。。)、水や電気を大切に使うなど、ミャンマー帰国後も、孤児院での生活習慣・衛生面の向上につながることを願って、実践しています。

買い物の後は冷蔵庫の整理整頓

草取り→コンポストへ

朝の日本語授業

また、研修生のみなさんが今回の研修で学びたいことの上位に日本語がありました。挨拶、簡単な日常会話、縫製道具の名前、台所のものの名前などをこれまでに学習してきました。

最初は少し恥ずかしそうだった皆さんも、少しずつ間違っても日本語で通訳の先生を頼らずに返事してくれるようになってきています。


夜の日本語授業 
日本人が、縫製指導や日本語授業で、「そう、そう、そう(OKの意味)」をよく使っているようで、研修生同士の会話でも口癖のように「そう、そう、そう♪」が出てきます。なんかうれしそうに使っていますが、時々使い方が違ってる??(笑)

数日後に、縫製技術指導の講師の方が日本に一時帰国されるので、今後は講師からの縫製の実習課題に取り組みつつ、マイエンザやそのほか生活向上に役立つワーク、セダナJAPANでのお店体験なども取り入れていく予定です。

大人の女性として彼女たちの自立と夢への一歩につながることを願って、残り約1か月取り組んでいきたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

(reported by KABAKO)

巾着(C)完成!次は... 4月15日(火)


火曜にパターンを仕上げた(C)タイプの巾着。シーチングで見本縫い、本番の生地でサンプル縫い、と一気にできました。
なるべく手をかけず、数か所縫うだけで仕上げもきれいにできる縫い方を考えなければ、量産する場合には時間をかけすぎてしまいます。縫い代も無駄なく、きっちり裁断して、「だいたい…」と行き当たりばったりの作成をやめる訓練(?)です。

お客さんに見せる、陳列してきれい、見ていて楽しくなるシリーズでそろえられるようになれば、施設内でのお店オープンも実現できます。

ただ、4人の中でも若干ですが能力に差があり、サイズ通りにできなかったり、裁断を失敗したり、サイズ通りにしようとして、縫う段階でよれたりしわになったりしてしまいます。

今日は、早々とパターン(C)の巾着ができあがり、次は一番難易度の高いパターン(B)のパターン作成に入りました。パターンは、直線ばかりです。出来上がりのイメージによって、切替えの一を決め、どういう縫い方をするかを考えてパーツのパターンを作るだけです。

パターン(B)は、カンボジアの手織りシルクのオーガンジーとクメール柄の厚手刺繍生地を使い、立体感のある袋です。一番、エレガントで高級感のある巾着ですが、さあ、縫えるかしらねー。



2014年4月14日月曜日

第1号完成!…さぁ、次よ! 4月14日(月)

巾着パターン(A) 完成!

1mm、2mmにも気を付けて線を引き、半日以上かけてパターンを作ってから縫っただけあって、上手にできました。

紐につけた飾り付けも、十分手慣れた感じでつけることができました。

もちろん、縫い目が外にでないようにする、大きさをそろえるなど、細かい指導もさせてもらいましたが、ちゃんと補正をして完成。

厳密に言えば、出来た巾着を比べれば、細かいところに最大5mmの誤差があります。また、仕上がり予定より、全員全体で5mm小さくなってしまっていますが、生地の厚みのせいもあることが考えられ許容範囲。

柄や大きさ、デザインは全く違いますが、巾着とはどういうものか、今回見本にした日本で市販されている安い巾着とくらべ、上出来だと思います。

脇のあわせ部分もちゃんとあっており、段差ができてしまった子も、1mmの差でした。
ステッチも1mmで上手にまっすぐできてます。

今日は、引き続き、次のパターンをつくりました。巾着パターン(C)です。Bはちょっと難しいのでCを先にします。

ぎこちなさが少しは和らぎ、昨日よりは早く理解をしています。しかし、縫い縮みを考慮して2mm縫い代を増やしたため、パターン作りがmm単位の計算。シャープペンを使う事も初めてですから、鉛筆の太さも考慮することが必要ということに気づいてきました。

結局予定時間はオーバーしましたが、サンプル縫いまでは今日中にできるのでは?と思います。パターンを自分で作り、mm単位まで気を付けてやる訓練は、実際の裁断や縫製の段階の丁寧さにつながります。また、繰り返し同じものをサイズや切り替えを変えてパターンを引く練習は、次に自分で自由に作る際、役立つと思います。

洋服のパターンは学校でも学ぶと思いますが、小物は教わらないのでは、と思います。少なくとも、ウン十年前自分が通った専門学校では教わりませんでした。たまたま入社したアパレル会社では、これでもかというぐらい、小物のデザインとサンプルづくりをさせて頂いたのが役立ってます。

こうした巾着なら、色んな装飾を考えて施設でも作っていけば、地元の人たちにも買ってもらえる可能性は大だと思います。パターンを持って帰り、自分達の活動に活かしてもらいたいと思います。

2014年4月13日日曜日

5mm、2mmもがんばれ~!4月13日(日)

昨日1日かけて、巾着袋のパターンから裁断、縫製を行いましたが、残念ながら仕上げまで行かず、今日は午前中いっぱいかけて一人2枚ずつを仕上げました。

さ~て、チェックです。縫えることは分かっていますし、ほどほどに上手。しかし、サイズを測ってみると。。。
あれだけ気を付けて慎重にやってみたけれど、仕上がり予定サイズより、5mmも違う。ダメ出しに驚く子達に、さらに2mmでもだめ~~っつ!、と少々厳しめに評価をしました。

えぇ~~という顔をしていましたが、今度は本番の布で作成してもらいます。練習用の生地と異なり、厚さもあるし、目が粗いので縫う際に伸ばしてしまうことが多い生地です。生地を使ってがっかりする前に、しっかりと覚悟してもらって本番縫いです。

生地の裁断でも、生地幅に対してパターンをどうとり、1枚あたりその生地のコストがどれくらいかかるのか、1mで何枚分とれるのか。といった計算も必要です。また、それを意識したデザインやサイズを考えられるのが、プロですよ~と。

仕上がり予定の巾着袋
実は、この課題、ある日本の企業様がノベルティーに使ってくださり、ご協力を頂く、ということが実現するかもしれず、もしそれがかなうことになれば、彼女たちの活動資金にもなり、孤児院の収入にもつながるかもしれません。そのためには、同じ大きさで量産できないといけませんから、今からの準備も必要ということなのです。

さあ、どんな仕上がりになるでしょうか。。。

2014年4月12日土曜日

パターン作り(きんちゃくA) 4月12日(土)

昨日のきんちゃくデザイン画でも、絵も描いたことがなく、どう描いたらいいか分からなかった、という感想だったので、それも基礎からやってもらうことに。

縫製はできる子達なので、ある程度の感覚は持っており、直線、平行線もちゃんと描けました。ただ、それ以上になると…。ひとまずは、ファッションデッサン画の見本を配布し、自由時間に自分で練習をしてもらうことにし、課題を進めることにします。

きんちゃくポーチのパターン。簡単に見えるポーチですが、パターンもちゃんと作らないといけません。また、誰かが作ったサイズのまま裁断するのではなく、イメージからマスターパターンを作り、それから裁断パターンを作る手順を踏みます。現在は、CADもあり、パターングレーディング工業用のパターン作りも機械がしてくれますが、基本は学ぶべき。また、CAD導入など施設では到底考えられません。

物さしの使い方もよく分からない様子で、立体のものを平面で考え、パターンにすること、cm/mmの単位も使い慣れておらず、初めての事ばかりで大変そうです。ただ、長方形をサイズ通りに描くことも時間をとります。それを縫い代を考えて裁断用のパターンを作る時には、縫い代分を計算して作らないといけませんが、それにも苦労続き。

なんとか半日かけて、ひもの飾り部分のパターンを含め4つのパーツで作るきんちゃく袋のパターンを全員完成。夕方からは、シーチングを使い、パターンにきっちりそった裁断をしてもらい、1cmの縫い代で決められた長さできっちり縫い止めることも実習。残念ながら、夕方の授業終了までに完成はしませんでしたが、自由時間に仕上げてもらう事にしました。




2014年4月11日金曜日

実習に入る前に…4月11日(金)

下準備ができたところで、これから研修生に合わせた内容で実習を進めていきたいと思いますが、その前に、縫製プロジェクトがどのようにスタートし、日本の皆さまがどんなサポートをしてくださり、そして私たちが日ごろどんな活動をしているのかも理解してもらわなければいけません。

写真を使って、ミャンマー、スリランカ、カンボジア、そして日本やアメリカでの活動の様子も説明させてもらい、以前、私達も参画した国際ハートエキスポ2007というチャリティーイベントで、ファッションショーを行った時の様子も紹介しました。今回の研修生と同じ施設から伝統舞踊を踊る子達も参加していましたので、知っ
2007年国際ハートエキスポ
ていたと思いますが、ビデオを見るのは初めて。なぜそれも実施することになったのか。楽しい事をやるためでもなく、とても大変だったけれどみんなで協力し、最後には参加者みんな涙して喜んだ話など。

施設内で縫製プロジェクト事業を行っていくことの重要性や、研修生が頑張って施設内でお店をやったり、いろんなところから仕事をもらえるようになれば、自立もできること、また、奉仕は経済的自立をしなければできない事ではなく、次の子ども達に教える、縫製だけではなく、生活が向上するような指導もできれば、それだけで人助け奉仕ができること等を伝えさせてもらいました。

そして、同じ施設から、2009年に実施された3か月日本語研修を受講し、2年の研修を経て、現在は通信大学に通いながらカンボジア活動拠点で私達と一緒に頑張っている先輩ミャンマー人の日本での活動参加の状況も見てもらい、更に、日本にあるファッション専門学校の様子、学生が頑張って勉強している様子も見てもらいました。

洋服を課題にするには、パターンを学んでもらわなければならず、しかし、1か月の期間では基礎も難しい…。そこで、パターンの必要性を体感してもらうため、
①イメージを伝える(デザイン画)
②イメージからパターンを引く
③パターンを裁断用のパターンに作り直す
④裁断もきっちりパターン通りに行う
⑤イメージ通りの作品を仕上げる(仕上がりサイズ確認)
⑥同じものを反復して作る
という流れをまず身につけてもらわなければいけません。

そこで課題は「きんちゃくポーチ作り」に絞り、まずその説明から始めました。そして、お客さんが日本人だった場合、という仮定で、日本の人はどんなものが好きか、どんなデザインのものが市場にあるのかを見てもらい、自分のイメージできんちゃくのデザインを描いてもらいました。