2014年4月11日金曜日

実習に入る前に…4月11日(金)

下準備ができたところで、これから研修生に合わせた内容で実習を進めていきたいと思いますが、その前に、縫製プロジェクトがどのようにスタートし、日本の皆さまがどんなサポートをしてくださり、そして私たちが日ごろどんな活動をしているのかも理解してもらわなければいけません。

写真を使って、ミャンマー、スリランカ、カンボジア、そして日本やアメリカでの活動の様子も説明させてもらい、以前、私達も参画した国際ハートエキスポ2007というチャリティーイベントで、ファッションショーを行った時の様子も紹介しました。今回の研修生と同じ施設から伝統舞踊を踊る子達も参加していましたので、知っ
2007年国際ハートエキスポ
ていたと思いますが、ビデオを見るのは初めて。なぜそれも実施することになったのか。楽しい事をやるためでもなく、とても大変だったけれどみんなで協力し、最後には参加者みんな涙して喜んだ話など。

施設内で縫製プロジェクト事業を行っていくことの重要性や、研修生が頑張って施設内でお店をやったり、いろんなところから仕事をもらえるようになれば、自立もできること、また、奉仕は経済的自立をしなければできない事ではなく、次の子ども達に教える、縫製だけではなく、生活が向上するような指導もできれば、それだけで人助け奉仕ができること等を伝えさせてもらいました。

そして、同じ施設から、2009年に実施された3か月日本語研修を受講し、2年の研修を経て、現在は通信大学に通いながらカンボジア活動拠点で私達と一緒に頑張っている先輩ミャンマー人の日本での活動参加の状況も見てもらい、更に、日本にあるファッション専門学校の様子、学生が頑張って勉強している様子も見てもらいました。

洋服を課題にするには、パターンを学んでもらわなければならず、しかし、1か月の期間では基礎も難しい…。そこで、パターンの必要性を体感してもらうため、
①イメージを伝える(デザイン画)
②イメージからパターンを引く
③パターンを裁断用のパターンに作り直す
④裁断もきっちりパターン通りに行う
⑤イメージ通りの作品を仕上げる(仕上がりサイズ確認)
⑥同じものを反復して作る
という流れをまず身につけてもらわなければいけません。

そこで課題は「きんちゃくポーチ作り」に絞り、まずその説明から始めました。そして、お客さんが日本人だった場合、という仮定で、日本の人はどんなものが好きか、どんなデザインのものが市場にあるのかを見てもらい、自分のイメージできんちゃくのデザインを描いてもらいました。