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2014年4月24日木曜日

課題のきんちゃく着々と 4月22日(火)

連日パターンA~Dまで教えて頂いた巾着の課題の製作を行っています。

パターンB
パターンC
ミシンを壊してしまい2台のミシンで縫製を行っているため、パターンを引いて裁断する人1名、アイロン1名、ミシン2名で分担、流れ作業で縫製ワークを続けています。日本に持ち帰って修理対応をして頂いたミシンの修理が終わったとの報告を頂き、一同心をなでおろしました。ありがとうございます。

同じものを同じサイズで、丁寧に効率よく仕上げるためにはどうしたらいいか。。。これを学習することは、この研修が終わって自国に戻って縫製を続ける研修生たちの良い勉強になると講師の先生がおっしゃっていました。

どこの担当も手が抜けません。裁断、アイロンがきちんとできていないと、ミシン担当の人がどんなに丁寧に縫っても、きれいにサイズ通りに仕上がらないこと。

流れ作業での縫製ワークを始め、一通り4パターンの製作が終わり、研修生それぞれが実感してきた様子です。

また、週に2回はデッサンの授業の時間や、編み物の時間を取ったり、縫製実習の時間だけでなく、彼女たちのセンスを磨くための実習ワークの時間も組み込まれています。

ミシンが上手な人、デッサンが得意な人、編み物が得意な人、日本語や勉強が好きな人、個性いろいろです。日頃は、おしゃべりが多く静かに仕事をすることが苦手な様子ですが、デッサンの時間にはいつのまにかシーンと無言の集中した時間が流れていました。(15分くらいですが・・・)


出来上がった巾着に、手編みのモチーフを、色合わせとデザインを研修生たちで考えてつけてもらいました。
黙って横で様子を見ていると。。。「あ~そこにそんなに大きな花をつけちゃいますか??その色ですか??(心の声)」とちょっと日本人の感覚からすると斬新でびっくりする組み合わせになりそうでしたが。。

そこは、縫製プロジェクトのマネージャーTT先生。すかさず、日本人は、シンプルが好きというのをこれまでの経験で心得ていらっしゃり、「それよりこっちのほうがいい?その花は大きすぎ?KABA子さんこっちの方が日本人は好きですか??」とナイスアシストです。

「そうそうそうですねー。そっちのほうがステキですねーー」「こんな組み合わせとかもいいですねー」と合わせてみると、

研修生たちも「へぇー日本人はこんなかんじのが好きなのか」とお互いに目を見合わせていました。

色を合わせ、モチーフの大きさ、モチーフを付ける場所、その微妙な加減でかわいく見えたり、「そ、それは・・・」となったりおもしろいですね。

研修生たちも、自分たちで色々合わせてみながら、合うものがないと思うと、毛糸から選びなおしていました。編み物が得意な子が、本を見ながら新しいモチーフ作り。

その間に他の子たちは紐通しと出来上がったモチーフの取り付け。ここでも自然に流れ作業が出来ていました。

出来上がった作品はこちら。
もしかしたら、日本のどこかでお目にかかる機会があるかもしれません。ぜひその際はお手に取られて彼女たちの手作りの作品をご覧になられてください♪

(reported by KABAKO)




2014年4月7日月曜日

はじめのワ~ク!4月7日(月)

今日から研修を始めるにあたって、施設の使い方や生活についての留意点などを説明するオリエンテーション、そして研修に取り組むための心構えを整えるためのワークを行いました。

研修生は4名、年齢は19~24歳まで。
①何のために施設(SPT)に残り、縫製を続けているのか
②なぜこの研修に参加したのか
③自分のこれからの目的はなにか
を、再確認し、この研修への心構えをそれぞれに確認してもらうために簡単なワークを行いました。

まずは自己紹介、そして①の質問については、改めてのノートに書いてもらい発表してもらう方法を取りました。(ビルマ語にて)
次に、日本語の名前を紙に書いてもらい、下記のようなこの研修に関わることをリストアップし、それらの項目のなかで自分が関心のある事5つを選んでもらい、順位をつけ、その理由を述べてもらいましたが、理由に対して少し具体的な質問をして自己表現を促しました。

  • 縫製技術→(追加質問)⇒具体的に何が作れる技術?機械?手縫い?

  • デザイン→(追加質問)⇒どんなスタイルが好き?好きなデザイナーはいる?
  • 日本語→(追加質問)⇒何のための日本語?なんで勉強したい?
  • 奉仕→(追加質問)⇒いつ、どこで、誰に対してのどんな奉仕?
  • 子ども達への縫製指導→(追加質問)⇒どこでどれぐらいのレベルを教えたい?
  • 商売・店→(追加質問)⇒どこで何のどんな店?1か月どのくらい売上ほしい?
  • 日本企業への就職→(追加質問)⇒なぜ日本の企業?何の業種のどんな職種?
  • お金→(追加質問)⇒何のために?いくらぐらい?
  • 物づくり(全般)
  • 日本
  • 独立
  • パターン

全員に共通していて意外だとおもったのは、「日本語」が一番だったこと。その他は、全員5つの中に「縫製技術」と「奉仕」が入っていました。それ以外は、それぞれに異なりましたが、「独立」、「日本」、「パターン」は選ばれていませんでした。

単純で簡単なことでも、東南アジアの国では自分の考えや思いをまとめたり、人前で伝えるということはあまりされないため、ある程度は答えても、それ以上の質問をされると言葉が出てこないということもよくあります。感情をはきだすのと、意見や思いを表現することは異なり、例え思うようにいかなくても、溜め込んで爆発させるのではなく、日ごろから伝えて執着しないという練習は自己成長にも役立ちます。

また、関心がない、やりたくないことも、やりたいことを叶えるために必要なことであると理解するためにも、自分の気持ちをまとめてみることは大事なステップだと思います。同時に、私達スタッフもそれぞれの思いを少しでも理解することができた貴重なワークの時間になりました。