2014年4月18日金曜日

ミシン破損する・・・お持ち帰りの一時帰国

ミシンは、日本に持ち帰ることになり、荷造りをしました。今日から2週間帰国している間に治るといいのですが…。
寄付をしてくださった方、これを持参して下さったみなさん、このプログラムを支援して下さっている皆様に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。何とか直して、東南アジアで活かしたいと思います。もうしばらくお待ち下さい。。

昨日の報告会では、4人とも、純粋な気持ちで事態を重く受け止め、深い反省の念を涙ながらに報告をしていました。あの人が悪い、この人のせい、ということではなく、全体の責任として考えられること、そして、こうして気持ちをはっきり伝え、「ごめんなさい」という言葉を明確に伝えることの大切さを味わってもらいました。それは、学生だけではなく、スタッフ全員に関わることです。

金額が高いものだから、目に見えて壊れてしまったから、ということだから分かりやすく勉強をさせてもらえたけれども、目に見えないところ、誰がやったのか分からないような状況で、後になって何かが壊れている、汚れている、無くなっている、という事が分かる、ということは団体生活の中では沢山起きます。
また、学生がしてしまった、あの人の当番だった、自分はあれほど言っていたのに、ということを周りのスタッフが意識に持ったり言動に表すことは、目に見えない心や人とのつながり、関わりの何かを壊してしまっているかもしれません。

物は多少高いものであっても、安いものでも、壊れたら修理する、また新しく買えばすむことです。でも、人との関わりや信頼関係、心のつながりはどうでしょうか。研修が始まって2週間、課題も一段落し、怖い先生も一時帰国する、という状況で、意識が崩れてしまいやすい時に起きたこと、ここで学びができたことは良かったと思います。

一同、気を引き締め、落ち込んで諦めてしまうのではなく、挽回するために精一杯今まで以上にがんばります、という言葉を学生から聞くことができました。

私は昨日から、早速ミシン修理屋をさがし、メールを4カ所ぐらいにしていますが、修理をした後、200Vに変更することが可能というミシン屋さんが一つだけあり、お返事頂いています。まだ、電気関係の担当に確認中とのことで最終のお返事まちです。なんとか修理できるところがあればいいのですが…、と思っていたところに、1軒だけ、やってみます、と言ってくださる所がありました。

修理はできても、200vへは変更できない、おそらくモーターから何から全部壊れているから直せない、といったお返事ばかりだったのですが、見てやってみます、と言ってくださるのはありがたいことです。どこかな?と見てみると、なんと、GHS福山の拠点から本当に近いところにあるお店でした。何かのご縁かもしれません。

とにかく、これからミシンをなんとか持ち帰ってみます。



2014年4月17日木曜日

あ”~~~~!!! 4月17日(木)

とうとうやってしまいました。。。あれだけ注意したのですが、監督不行き届きでしょうか。。ミシンの電源を変圧器を通さない方に差し込んでしまい、2台も!ダメになってしまいました。

べそをかいてますけれど、仕方ないです。何事も経験…、にしては高い授業料で、何とかしてこの新品のミシンを復活させなければいけません。

このミシンは日本からの製品ですから、変圧器を通さないといけません。一方、こちらで購入したアイロンなどは、日本のメーカー品でも200Vの現地仕様の電源を使わないといけないです。

何の注意をするんでもない、とにかく、電源だけは間違ってくれるな、ミシンがだめになるし、これは、●●万円もするものを、支援者の方が買ってくださったものです!!と、つい1週間前にも話をし、電源に印をいれていたのですが、課題が終わって気が抜けたのか、間違った方へ差し込んでしまって一瞬で終わり、です。


ヒューズを変えたら終わり、というような簡単な機械ではなく、町のあちこちを探してヒューズを買ってくるも、ダメです。駐在スタッフの知人で、元精密機器を取り扱っていた人を呼び出して、あちこち分解してみるも、我々ではお手上げ、という事が分かりました。

あ”~~~あ。仕方ない、明日の帰国に持って帰るしかありません。何とか超過料金払ってでも持って帰るしかないです。プノンペンあたりには、ミシン屋も多く修理はお得意な人達は沢山いますが、残念ながら、新品のミシンを任せられる信頼関係のある人はいません。部品一つも不要なものを取り換えられてしまわないように、見張るだけの知識もこちらにはなく、持ち帰りしかないです。。。

あともう少し! 4月17日(木)

色鮮やかなミャンマーのロンジー(巻きスカート風民族衣装)の生地を使った巾着袋(D)がほぼ完成です。

あとは、ひもを通して出来上がり。1週間のうちに、4つの巾着袋をパターンからの作成で頑張れました。

基本が出来れば、次は、これらのパターンを利用して、生地や色を工夫する、飾りを考えるなど、自由に楽しくできると思います。

ここから、縫製の講師は日本に一時帰国させて頂きます。2週間後、研修最後の1週間にまた戻り、研修のしめくくりをする予定です。

2週間の間に、これらのA~Dの巾着袋をご協力頂けるかもしれない、という企業様に見て頂き、願わくばいずれかを選んで頂き少しでもご協力頂けたらと思っています。お返事を頂け次第、こちらで作成に取り掛かるつもりで準備しました。

もしもご協力が叶わなかった場合でも、今回の課題分は忘れないように練習してもらうため、また、4人で協力しながら、流れ作業を考え行動するためにも、同じ袋を同じように沢山作る、という実習を課題にしていますので、この2週間で取り組んでもらう予定です。

2014年4月16日水曜日

教える側も難しい…4月16日(水)

パターン(B)のきんちゃく
昨日は、きんちゃく(B)のパターンを何とか引き、パターン3つ目とあって、それは手早くできるようになりました。午前中のうちにできたので、午後からサンプル縫いも取り組めました。早い、早い!

しかし、ここからの縫いが少々気を使います。縫う箇所が増えるのと、なかなか効率的な縫い順が見つけられず、効率よくしようと無理したり、工程を雑にしてしまうと、ほつれたり仕上がりに響いてしまう生地を使います。

オーガンジーは透けて縫い代も見え、縫い代もきちんと止めないとほつれます。クメール柄の生地も合繊の機械織り刺繍のある生地ですが、刺繍糸がほつれ、触っているうちにぼろぼろになります。

さっさと順序よく、決まった作り方でできるように…!と、教える側が意識しすぎたのか?自分が最初に縫って作った作品にもかかわらず、いざ縫い方を教えようとしたら??!縫い方を忘れている~~。

自分でイメージをだし、パターンを作ってサンプル縫いする際は、ぱ~っと閃いてさっと縫うのですが、教えることを意識し、一つ一つパターンから説明しながら日数を隔てると、もはや記憶には残っていない。情けない先生で申し訳ない。シーチングで縫いながら進めていると、大間違いをしていることに気づき、ほどいてやり直しをさせてしまいました。

こういうこともある、こういう場合はどう対処する、という反面教師になっていたらいいのですが。苦心したあげく、なんとか仕上げることができ、今日の朝には完成!していました。

それでもまずまずの出来で、立派なもんです。サイズをそろえるのはまだ難しい子もいますが、5mm内の誤差なので、許容範囲ということにして、ひとまず終了。


パターン(D)
では、早速次に参りましょう!スピードアップもしてきたところで、簡単で見栄えの良いきんちゃくを考え、パターン(D)を作成。これは2枚のパターンだけでできます。午前中にパターンを終え、午後にはシーチング縫い、早い子は本番の生地でも裁断、サンプルに取り掛かっていました。

明日は大掃除と自習の日ですから、あすの朝までに仕上げよう!と頑張っています。

2014年4月15日火曜日

一日の日課 4月15日(火)

縫製マネジメント研修が始まり10日が経ちました。研修生のみなさんも、センターでの生活のリズムにも少しずつ慣れてきた様子です。

研修が始まってからこれまでは、下記のような目標・日課で進めてまいりました。

第1週目 目標:大きな声で挨拶をする。
「ありがとうございます」「ごめんなさい」を伝える。

【日課】
6:00 起床、みじたく
6:15 お祈り
6:30 朝食準備、朝食、片づけ
7:00 A館の掃除
8:00 朝礼
8:15 朝の日本語授業(60分)
9:30 縫製実習訓練、指導(90分)
11:00 昼食準備、昼食、片づけ
13:00 縫製ワーク、実習(240分)
17:00 夕食準備、夕食、片づけ
18:45 自習(報告会準備、日報記入)
19:30 夜の日本語授業(60分)
20:40 報告会、発表
21:00 終了、各自シャワー
22:00 就寝

また、週に一度木曜日は、大掃除&買い物の日にしています。

近くの市場にて
木曜の午前中は、近くの市場に食材や消耗品の買い物に交替で出かけています。(勉強のため予算を決めて、ミャンマー語で出納をつける練習中)

DACC(A館)は奉仕の家としてこれまでも滞在者の方たちが利用してくださっている施設で、次に使う人のことを想って、大切に清潔に使うことを約束ごとにしました。

台ふきん・手拭き・ぞうきんを分けて使う、台所の排水溝に油は流さない、整理整頓、ゴミの分別(実際にはカンボジアは分別なく業者が持って行きますが。。)、水や電気を大切に使うなど、ミャンマー帰国後も、孤児院での生活習慣・衛生面の向上につながることを願って、実践しています。

買い物の後は冷蔵庫の整理整頓

草取り→コンポストへ

朝の日本語授業

また、研修生のみなさんが今回の研修で学びたいことの上位に日本語がありました。挨拶、簡単な日常会話、縫製道具の名前、台所のものの名前などをこれまでに学習してきました。

最初は少し恥ずかしそうだった皆さんも、少しずつ間違っても日本語で通訳の先生を頼らずに返事してくれるようになってきています。


夜の日本語授業 
日本人が、縫製指導や日本語授業で、「そう、そう、そう(OKの意味)」をよく使っているようで、研修生同士の会話でも口癖のように「そう、そう、そう♪」が出てきます。なんかうれしそうに使っていますが、時々使い方が違ってる??(笑)

数日後に、縫製技術指導の講師の方が日本に一時帰国されるので、今後は講師からの縫製の実習課題に取り組みつつ、マイエンザやそのほか生活向上に役立つワーク、セダナJAPANでのお店体験なども取り入れていく予定です。

大人の女性として彼女たちの自立と夢への一歩につながることを願って、残り約1か月取り組んでいきたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

(reported by KABAKO)

巾着(C)完成!次は... 4月15日(火)


火曜にパターンを仕上げた(C)タイプの巾着。シーチングで見本縫い、本番の生地でサンプル縫い、と一気にできました。
なるべく手をかけず、数か所縫うだけで仕上げもきれいにできる縫い方を考えなければ、量産する場合には時間をかけすぎてしまいます。縫い代も無駄なく、きっちり裁断して、「だいたい…」と行き当たりばったりの作成をやめる訓練(?)です。

お客さんに見せる、陳列してきれい、見ていて楽しくなるシリーズでそろえられるようになれば、施設内でのお店オープンも実現できます。

ただ、4人の中でも若干ですが能力に差があり、サイズ通りにできなかったり、裁断を失敗したり、サイズ通りにしようとして、縫う段階でよれたりしわになったりしてしまいます。

今日は、早々とパターン(C)の巾着ができあがり、次は一番難易度の高いパターン(B)のパターン作成に入りました。パターンは、直線ばかりです。出来上がりのイメージによって、切替えの一を決め、どういう縫い方をするかを考えてパーツのパターンを作るだけです。

パターン(B)は、カンボジアの手織りシルクのオーガンジーとクメール柄の厚手刺繍生地を使い、立体感のある袋です。一番、エレガントで高級感のある巾着ですが、さあ、縫えるかしらねー。



2014年4月14日月曜日

第1号完成!…さぁ、次よ! 4月14日(月)

巾着パターン(A) 完成!

1mm、2mmにも気を付けて線を引き、半日以上かけてパターンを作ってから縫っただけあって、上手にできました。

紐につけた飾り付けも、十分手慣れた感じでつけることができました。

もちろん、縫い目が外にでないようにする、大きさをそろえるなど、細かい指導もさせてもらいましたが、ちゃんと補正をして完成。

厳密に言えば、出来た巾着を比べれば、細かいところに最大5mmの誤差があります。また、仕上がり予定より、全員全体で5mm小さくなってしまっていますが、生地の厚みのせいもあることが考えられ許容範囲。

柄や大きさ、デザインは全く違いますが、巾着とはどういうものか、今回見本にした日本で市販されている安い巾着とくらべ、上出来だと思います。

脇のあわせ部分もちゃんとあっており、段差ができてしまった子も、1mmの差でした。
ステッチも1mmで上手にまっすぐできてます。

今日は、引き続き、次のパターンをつくりました。巾着パターン(C)です。Bはちょっと難しいのでCを先にします。

ぎこちなさが少しは和らぎ、昨日よりは早く理解をしています。しかし、縫い縮みを考慮して2mm縫い代を増やしたため、パターン作りがmm単位の計算。シャープペンを使う事も初めてですから、鉛筆の太さも考慮することが必要ということに気づいてきました。

結局予定時間はオーバーしましたが、サンプル縫いまでは今日中にできるのでは?と思います。パターンを自分で作り、mm単位まで気を付けてやる訓練は、実際の裁断や縫製の段階の丁寧さにつながります。また、繰り返し同じものをサイズや切り替えを変えてパターンを引く練習は、次に自分で自由に作る際、役立つと思います。

洋服のパターンは学校でも学ぶと思いますが、小物は教わらないのでは、と思います。少なくとも、ウン十年前自分が通った専門学校では教わりませんでした。たまたま入社したアパレル会社では、これでもかというぐらい、小物のデザインとサンプルづくりをさせて頂いたのが役立ってます。

こうした巾着なら、色んな装飾を考えて施設でも作っていけば、地元の人たちにも買ってもらえる可能性は大だと思います。パターンを持って帰り、自分達の活動に活かしてもらいたいと思います。